
鍼治療後に体が重く感じるのはなぜ?その理由と対処法
- fromthekc4
- Aug 5
- 2 min read
鍼治療後に体が重く感じるのはなぜ?その理由と対処法
「鍼治療を受けた後、なんだか体が重だるい…」
そんな経験はありませんか?これは**「鍼の副作用」ではなく、実は多くの方に現れる自然な生体反応**の一つです。今回は、鍼治療後に体が重く感じる理由とその対処法について、鍼灸師の視点から詳しく解説します。
鍼治療後に体が重くなる主な理由
1. 自律神経の変化
鍼は自律神経にアプローチする治療法です。施術により副交感神経(リラックスを司る神経)が優位になることで、体が休息モードに入り、「だるさ」や「眠気」、「体の重さ」を感じやすくなります。
2. 血流と老廃物の流れ
鍼によって筋肉がゆるみ、血行が促進されると、老廃物や疲労物質が一気に流れ出します。この代謝の変化により、一時的に体が重く感じられることがあります。
3. 筋肉の反応
鍼は深層筋に直接アプローチするため、普段使われない筋肉に刺激が入ります。その結果、軽い筋肉痛のような「重だるさ」が生じることもあります。
4. 東洋医学的な見解:気の巡り
東洋医学では、鍼は「気・血・水」の巡りを整えると考えます。滞っていた“気”の流れが動き始めると、一時的に体のバランスが変化し、重だるさを感じることがあります。これは「好転反応」と呼ばれるものです。
鍼治療後のだるさへの対処法
水分をしっかりとる(老廃物の排出を促す)
無理をせず、ゆったりと過ごす
軽めの入浴で血行促進
質の良い睡眠をとる
これらを心がけることで、だるさは数時間〜翌日にはスッキリと軽くなることがほとんどです。
まとめ
鍼治療後の「体の重さ」は、体が変化し、回復へ向かっているサインです。多くの場合は一時的なもので、しっかり反応している証拠でもあります。安心して体の声に耳を傾けてみてくださいね。
📍表参道YAMAMOTO鍼灸整骨院では、体調や反応に合わせた丁寧な施術を行っています。
不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。



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